
インスタグラムでは『アクティビティ』という機能があります。
アクティビティとは元々は自分がフォローしている人やフォロワーの行動によって表示される機能で、インスタアプリの画面下にある『ハートアイコン』をタップすると表示される情報がアクティビティと呼ばれていました。
例えば、『○○さん(ユーザーネーム)があなたの投稿にいいねしました。』といった情報や、フォローしている人が他の人をフォローしたりコメントを書いたりすると表示される内容です。
上記のような情報をアクティビティと呼ばれていたのですが、いつの間にかアクティビティという表示もなくなってアクティビティの意味も少し変わってきたようです。
現在では友達やフォロワーのオンライン状態がわかる機能の中にもアクティビティという言葉が使われていますよね。
インスタではどのような意味でアクティビティが使われているのか改めてまとめてみました。
現在使われているインスタのアクティビティとは?

元々、アクティビティとは『活動』や『行動』という意味があり、IT用語的に見ると以下のようにまとめられています。
アクティビティとは、一般的には「活動」や「活気」といった意味の英語である。IT用語としては、FacebookやTwitterをはじめとするソーシャルメディアにおいて、ユーザーの最近の活動状況を表す語として用いられることが多い。
つまり、いいねやコメントやシェアやリツイートといった行動自体は全てアクティビティと呼ばれているのです。
2018年以降のインスタではオンラインやログイン時間が相手にバレる機能でアクティビティという言葉が使われています。
SNSにおける基本的な行動をアクティビティと呼んでおり、インスタの場合はそれらの行動に加えて、ログインしている事で『アクティビティがありました』という扱いになっている感じですね。
また、インスタの利用時間がわかるアクティビティ項目や、セキュリティ対策用のログインアクティビティといったものも追加されています。
※ログインアクティビティについては下の方の項目で解説してるのでそちらを参考にして下さい。
インスタで『アクティビティがありました』の意味とは?
インスタでDM(ダイレクトメッセージ)をよく使用する方なら知っていると思いますが、DMの一覧画面を開くと以下のような表示がされています。

このように、DMでやり取りしている相手のオンライン情報が見れる新しいアクティビティ機能です。
ここでいうアクティビティとはログイン状態の事で、『昨日アクティビティがありました』という表示がある場合は前日にインスタにログインがあったという事がわかります。
当日のアクティビティは『○○分前にオンライン』『○○時間前にオンライン』『今日アクティビティがありました』という形で表示され、日付が翌日に変わると『昨日アクティビティがありました』という表示に変わります。
『アクティビティ』と『オンライン中』の違い!表示が変わる時間は?
『昨日(今日)アクティビティがありました』と『オンライン中』の違いについてはリアルタイムにインスタを利用しているかどうかという判断ができます。
『昨日アクティビティがありました』の場合は、上記でも解説したようにインスタを放置してから日付が変わっている状態。
『オンライン中』の場合は、リアルタイムでインスタを利用している(操作している)状態です。
また、インスタを操作せずに3分~5分程度経過すると『○○分前にオンライン』といった表示に切り替わります。
更に細かくアクティビティの表示が変わる時間をまとめると以下のような感じになります。
1時間以内:○○分前にオンライン
1時間~8時間まで:○○時間前にオンライン
8時間~日付が変わるまで:今日アクティビティがありました(今日アクセスがありました)
日付が変わったら:昨日アクティビティがありました(昨日アクセスがありました)
こんな感じでアクティビティの表示が変わっていきます。
これらのアクティビティ表示やオンライン中などの表示の仕組みについては以下で詳しくまとめているので気になる方は参考にどうぞ。
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『アクティビティがありました』と『アクセスがありました』の違い
DM画面を見ると『今日(昨日)アクティビティがありました』という表示と『今日(昨日)アクセスがありました』という表示があったりします。
アクティビティとアクセスという表現が似ているのでどういう違いがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
私自身も個人的に気になったので詳しく調査してみました。
『今日(昨日)アクティビティがありました』という表示はiphoneで見た時に表示され、『今日(昨日)アクセスがありました』という表示はandroidで見た時に表示されるようです。
実際に同じアカウントを使ってiphoneとandroidでDM画面の確認をしてみました。
iphoneでDM画面を見た時

androidでDM画面を見た時

上記を見てもわかる通り、同じアカウントでもiphoneで見ると『アクティビティがありました』という表示なのに対し、androidで見ると『アクセスがありました』と表示されています。
つまり、『アクティビティがありました』と『アクセスがありました』は表現が違うだけで同じ意味という事になります。
自分のプロフィール画面にアクセスがあると『今日アクセスがありました』という表示になるといった情報もありましたが、そういうわけではなかったようです。
プロフィールの閲覧に関係なく、『アクティビティがありました』も『アクセスがありました』も同じ意味で、単純にそのユーザーのログインが確認できた状態と認識すれば良いでしょう。
オンライン以外のアクティビティを確認する方法
基本的にDM画面で把握できるアクティビティというのはログインしていた事がわかるだけでそれ以外の行動について知る事はできません。
もし自分がフォローしている相手(フォロー中)のアクティビティ(いいねやコメントなどの行動)を詳しく知りたい場合は以下の方法で確認する事ができます。
1:インスタグラムアプリを起動し、画面下にある『ハートアイコン』をタップ

2:『フォロー中』をタップ

3:フォローしている相手のアクティビティが表示されます

これで自分がフォローしている相手のいいねやコメントやフォローなどのアクティビティ(行動や活動)を見る事ができます。
フォロー中のアクティビティを見ると誰がどんな投稿写真にいいねをしているのか、そしてどんなコメントを書いているのかといった情報を知る事ができます。
また、アクティビティステータスの設定をオフにしてもこれらの情報は確認できるようになってます。
インスタのアクティビティを消す方法
ここまではアクティビティの意味やオンライン表示との違いなどを解説してきましたが、自分のアクティビティ(行動)がバレたくないという方はやはり多いですよね。
インスタのアクティビティには、オンライン情報といいねやコメントなどのアクション情報があるので、それぞれの削除方法についてまとめました。
アクティビティを消したい時の参考にして下さい。
アクティビティステータスを非表示(オフ)に設定する
友達のオンライン状態や時間をアクティビティステータスとして見れるのは良いですが逆に自分のログイン状態も相手にバレてしまいます。
もしログイン状態がバレたくないという方はアクティビティステータスの表示設定を変更しておきましょう。
インスタではアクティビティステータスの仕組みが導入された時に、それらを非表示にしたり取り消しする設定も追加されています。
具体的には以下の方法でアクティビティステータスの設定を変更できます。
1:インスタグラムアプリを起動し、プロフィール画面の『≡』アイコンをタップ

2:『歯車アイコン(設定)』をタップ

3:設定画面の『プライバシー設定』をタップ

4:『アクティビティのステータス』をタップ

5:『アクティビティのステータスを表示』項目をタップして『オフ』にする

このようにアクティビティステータスの設定をオフにすると自分のオンライン情報が他人にバレないようになります。
設定変更するとリアルタイムに近い感じで設定が反映されます。
※ただし数分程度(2分~3分ほど)のタイムラグはあったりするのでその点は注意しましょう。
いつでも自由に設定変更ができるので、友達のオンライン状態を知りたい時だけ設定をオンにする。といった使い方もできそうですね。
相手をミュート設定にして個別に非表示対応する
インスタにはミュート設定という機能があります。
DMのミュート機能を使えば特定の相手だけ自分のアクティビティが表示されないようになります。
ミュート設定するには以下の方法で行います。
1:インスタグラムアプリを起動し、DM画面を開く
2:DMのスレッド一覧画面でミュートにしたい相手を左にスワイプして『ミュート』をタップ
(※androidの場合は相手を長押し)

3:『ミュート』をタップ

これで相手にはアクティビティやオンライン表示などがされない状態になります。
特定の相手だけにオンラインがバレたくないといった時にはこの方法で対応するのが良いでしょう。
DMのミュート機能については以下で詳しくまとめてるので気になる方は参考にどうぞ。
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いいねやコメントなどのアクティビティを消すには?
インスタではいいねやコメントなどのアクティビティもフォロワーにバレる仕組みですが、これらのアクティビティを削除する事はできるのでしょうか。
少し調査したところ、いいねやコメントなどのアクティビティを削除する機能は基本的にはありませんが、どうしても削除したい時には以下のような方法があります。
・いいねやコメントをキャンセルする
・フォロワーを削除する
・フォロワーをブロックする
例えば、特定のいいねやコメントをフォロワーに見せたくない時には、それらをキャンセルするとアクティビティ表示も自動的に削除されます。
また、フォロワー自体を削除したり相手をブロックすればその相手にはアクティビティを見られません。
少し例外的なやり方ですが、上記のような方法を使えばいいねやコメントのアクティビティを消す事も可能です。
個人的にはいいねやコメントなどのアクティビティはあまり見る事も少ないので消さなくても気にする必要はないかなぁと思ったりします。
それにフォローしている人のいいねが全て表示されるので、自分のアクティビティなんてすぐに流れてしまうという理由もあるので。
とりあえず、どうしても気になる時にだけこういう方法で消す事が出来ると覚えておくと良いでしょう。
インスタのログインアクティビティとは?
インスタの設定画面には『ログインアクティビティ』という項目があります。

ログインアクティビティとは、ログインした場所と時間と端末を確認できる仕組みです。
インスタのセキュリティ強化としての機能で、そのアカウントの過去のログイン情報が見れるようになってます。
ログインアクティビティの確認方法
インスタのログインアクティビティを確認したい場合は以下の方法で確認できます。
1:インスタグラムアプリを起動し、プロフィール画面の『≡』アイコンをタップ

2:『歯車アイコン(設定)』をタップ

3:設定画面の『セキュリティ』をタップ

4:『ログインアクティビティ』をタップ

5:アカウントのログイン情報が表示される

これでそのアカウントのログインアクティビティを確認する事ができます。
アカウントを複数持っている場合はアカウント毎にログインアクティビティが見れるので、別のアカウントを切り替えてからログインアクティビティを確認してみましょう。
身に覚えのないログインがあった時の対応
ログインアクティビティを見ると身に覚えのない場所や端末でログインされていて不安になる方もいるでしょう。
そんな時は以下の点を見直してみましょう。
・インスタと他のアプリ連携を解除する
・インスタのパスワードを変更する
インスタと他のアプリを連携させていたりすると知らない場所からログインされてログインアクティビティに表示される可能性があります。
特にインスタ非公式アプリなどでログインが必要なアプリを利用しているとログインアクティビティに影響があるようです。
アプリ連携なので乗っ取りなどではないでしょうが、アカウント連携はセキュリティ的な影響が多少はあるという事を覚えておくと良いでしょう。
他のアプリとの連携を解除したり、パスワードを変更する事でそういった知らないログインを防ぐことができます。
パスワードの変更やリセットは以下で詳しく解説してるので参考にして下さい。
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最近は相手の行動がわかるような機能が増えてきた
インスタは日々アップデートを繰り返して新しい機能などが追加されていきますが、最近では相手の行動がより伝わるような機能が増えてきました。
このページで解説したログイン時間がわかるアクティビティステータスもそうですが、ストーリーやライブ配信の足跡機能、そしてDMのスクショ通知機能などもそうですよね。
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自分の行動が相手にバレるというのはどうも気になってしまいます。
筒抜けになっているような気がして気兼ねなく楽しむ事ができないという方も多いのではないでしょうか。
世界中で使われているインスタですが、こういった通知機能が今後も増えてくるとユーザーが離れてしまう可能性もありそうです。
facebook離れやsns離れといったキーワードもよく聞きますが、数年後にはインスタ離れという言葉が普通に使われているかもしれませんね。
一人のインスタファンとして、そうならないように更にインスタが楽しく発展していく事を期待したいです。









『今日アクティビティがありました』
『昨日アクティビティがありました』
『○分前にオンライン』